「4Gamer読者レビュー」は日本のMetaScoreになりうるか

コンシューマゲームも含めた「4Gamer読者レビュー」機能を先行公開。読者レビューを書いた人に,総額20万円分のWebMoneyまたはAmazon商品券が当たるキャンペーンも開催!


4Gamer.netもいよいよ
読者レビューに乗り込んで来ました。


気になる点は、

「Metacritic.com」の協力を得て,ゲームに関するMetaScoreも表示しています。


の下り。


Metacritic.comって、
お願いすればこんなこと
させてくれるんですか?(汗


サービス開始の時点で、
すでにMetaScoreのデータを
参照できるのは、
アクセスする動機に
十分になりうると思います。


でも、ソフトの
日本語タイトルと英語タイトル、
どうやって紐付けて
いるんでしょうね?


MetaScoreのデータ参照は、
海外ソフトに限られるのでしょうか。


あと良い点は、
OPEN IDが使える所。


ユーザーはアカウントと
パスワードの設定に
辟易していますから、
こういう工夫は良いですね。


きちんとオープンキャンペーンを
やる所もエライと思います。


ただ、こういうのは
継続的に投稿してもらって
なんぼのサービスなので、
最初だけでなく、
毎月〜とかだと、もっと良いですね。


で、早速冷やかしで
ひとつ投稿して見たのですが、
「良い点」「悪い点」「総合」などなど、
結構書かされる事が多くて、
ここはマイナス点。


Twitterケータイ小説など、
時代は超ライトにシフトしているので、
濃厚なレビューを投稿してくれる
親切なユーザーはそれほどいません。


実際、他のレビューサイトが
あまり流行ってないのも
この点にあると思います。


電撃のサイトは、いつの間にか
ユーザーレビューが消えてたし、
ファミ通.comは、ひさびさに
確認したら、未だに自分が
人気レビュアーの上位に…。


閑話休題


とにかく、ユーザーに
濃厚な投稿を求めてはいけないし、
もっと言えば、そんなものは、
購入の参考にならないのです。


書く方も読む方も
レビューはライトが一番。


数行の文章と点数があれば、
それで十分なのです。


イメージに一番近いのは
Amazonでしょうか。


実際、私がゲームの評価を
調べたい時は、


Amazon

価格.com

ブログ検索


と流れます。


要は、濃厚且つ良質なレビューより
浅くて広いユーザーの雑感の方が、
参考になるんですよね。


集合知の基点は質より量なのです。


なので、
4Gamer.netが日本のMetaScoreに
なるかと言うと、ならないと思います。


でも、今回のサービスだけでなく、
記事の独自性や、
iPhone用サイトを作るなど、
サイトを運営する上での
ポリシーは崇高だと思うので、
ファミ通.comの次に
良いゲーム情報サイトだと思ってます。




では、日本のMetaScoreを
作るにはどうすれば良いか。


次回は「ミニレビュー」を
キーワードに講義したい思います。
(ウソです)