写真展「たいやきの旅」を見てきた




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旅する「たいやき」撮った 妹の代わり 34か国への「友」


この記事を読んでその存在を知りました。


丁度、地元であることと、
好きな映画の「アメリ」にも似たエピソードが出てくること、
(映画の中では国際線のキャビンアテンダントドワーフ人形)
そして、妹さんのエピソードが琴線に触れたので
見に行って来ました。


入って見ると、さっそくカメラマンの須藤さんとご対面。
世界中を飛び回っているとは思えない、
繊細で透明感のあるきれいな女性でした。


さっそく写真を見物しながら、
撮影のエピソードを伺いつつ談笑。


写真はトイカメラのような鮮やかな発色で、
とても美しかったです。


また、たいやきを持った人の表情はどれも柔らかく、
単純にレンズを向けるよりもリラックスできる効果が
たいやきにはあるのかもしれません。


でも、一番聞きたかったのは、
喪の悲しみからどうやって回復したかでした。


死別の形はいろいろありますが、
同居している兄弟に自殺されてしまった悲しみは
特別深く心に沈むと思います。


記事ではたいやきの旅を経て回復したとありますが、
11年の時間を経て、妹さんの死因が自殺であることを
読売新聞と言う大メディアで公表できるようになるにあたって、
心情がどのような過程を辿ったか伺いたかったのです。


ですが、当然ながら見学客を近くにおり、
なかなかそのような話を切り出せる雰囲気では
ありませんでした。


でも、気持ちを害する事にもなりかねないので、
話せなかったのは、かえって良かったのかもしれません…。


つかの間の時間ではありましたが、
すっかり須藤さんの写真のファンになってしまったので、
また機会があったら、是非見てみたいと思いました。



たいやきついでに、もう一つ。


写真展へ行く道中に偶然たいやき屋さんがあったので、
ひとつ買ってみたら、これがとっても美味かったです。


薄皮たい焼き たい夢



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中はフワフワしているのに、外はサックリ。
このサックリ感は初めて食べる食感でした。


この味は取り寄せて食べられる物ではないので、
是非立ち寄ってご賞味頂ければと思います。


そんなわけで、本日は意図せずして
たいやきで充実した一日でした!
(なんて書いてたら、お腹すいてきた)